沿革
1987年に世田谷区玉川保健所(当時)デイケアのスタッフ、家族、当事者が中心となって、精神障害を持った人たちが仲間を作り、地域で安心できる生活を送るために、また自立した生活のための準備の場となるようにと願い、「共同作業所けやき工房」が発足しました。
ここから歴史が始まりました。
15年間の作業所活動を経て、2003(平成15)年9月に、前年から新しく制度化された「小規模通所授産施設」としてのスタートをきるために社会福祉法人格を取得しました。
「櫂」とは水をかいて船を進める道具ですが、この意味に示す通り、法人として新たな船出を少しずつ確実に前に向かっていこうという気持ちを表しています。
2004(平成16)年には、共同作業所あらかるとカンパニーを法人傘下の公益事業として組織統合しました。
2007(平成19)年4月からは、精神障害者の就労支援を進めるため「障害者の就労を支援する地域ジョブサポーター養成講座」の開催やネットワークづくりを軸にしたジョブサポート事業を開始しました。
同年には、国のセーフティネット事業の一環として、世田谷区から受託した「被保護者居宅生活安定化支援事業」も始まりました。当法人のスタッフがメンタルケア支援員として世田谷区内の2つの区域を担当しています。
(※平成28年度をもちまして被保護者居宅生活安定化支援事業を終了いたしました)
2006(平成18)年4月から施行された障害者自立支援法に伴って、日中サービス提供事業所として移行するために約2年間の準備に取り組んできました。2009(平成21)年4月より、就労継続支援事業B型(定員14名)と就労移行支援事業(定員6名)の多機能型事業所「Navioけやき」としてスタートしています。
2019年(平成31)4月30日をもちまして、 就労移行支援事業を終了いたしました。
理事長挨拶
制作中